漢方と西洋薬(現代の薬)の違いは?

漢方と西洋薬(現代の薬)の違いは?

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漢方と西洋薬には大きく違いがあります。その違いを簡単にご説明します。

 

西洋薬は1つの成分、漢方薬は2種類以上の成分で構成

西洋薬は人工的に化学合成された物質からできていているので多くの場合、1つの成分でできています。
漢方薬は天然の成分からできているので、必ず2種類以上の生薬を調合するので多くの成分を含んでいます。                             

 

 

西洋薬はその症状にだけ効き、漢方薬は全身に効く

西洋薬はまず病名を決めて薬を処方し、1点集中で症状を抑えることを目的としています。1つの疾患に対して効果が強くでることが特徴です。
それに比べて漢方薬は、症状や体質などの背景から処方され、病気を集中的に抑えるわけではありません。体全体を整え病気への抵抗力を高めることを目的としています。効き目はゆっくりで体に優しい治療法だといえます。

 

 

 

症状を和らげるのが西洋薬、根本から治療するのが漢方薬

頭痛を例に挙げると、その症状だけでなく頭痛を引き起こしてしまう体質、環境、精神状態などを把握し、原因を探りあてるのが漢方薬です。
西洋薬は、飲めば一時的に症状が軽くなり、その間に体の抵抗力が病気をこれに対し、じっくり根本から治していこうというのが漢方薬なんです。
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